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黒色エレジー
魔性の女加藤治代は叔父の事がとても嫌い。
子供のいない彼は、私の家のすぐ前に一人で暮らしていました。
プライドが高く自分で自分の事を"雲の上の人"と言うことが出来るくらいですから
誰ひとり近づくことが出来ません。
でもその孤独に耐えられなくなると、私に対して怒鳴ったり泣いたり
大騒ぎをします。

そんな理不尽な叔父から私を守るため、祖母は一人では動けない程弱っている身体を全部使って、怒鳴り込んでくる叔父に果敢に応戦してくれます。
紙おむつをしていても大声を張り上げて闘ってくれている祖母は、
本当にたくましくて、とってもかっこいいんだ。

祖母が危篤の時、私は毎日毎日病院へ通いました。
"そんなに大事にしてもらえるのなら、俺も死にたいくらいだ"と
叔父は怒鳴って怒ります。
彼は、母が病の時も、祖母が亡くなる時も、自分の事ばかり心配していました。
"孤独"の理由がそこにあることに、彼はどうしても気がつかない。

現在、叔父は入院中です。
"雲の上"から地上に落下した彼は、病気の為言葉を発する事が出来なくなりました。
大好きだった"若い頃大活躍した話"や、"大学の自慢話"も出来ません。
今では、寝返りも自分ではうてないので、全て人の手を借りて生活しています・・。

私の顔を見ると、とても嬉しそうに笑います。
そんな顔を見せられると、何でもしてあげたくなるから、"家族"って本当に厄介。
私と叔父は、お互いがお互いを嫌いになりながら、そしてときどき好きになりながら
一緒にいるのです。

加藤治代

2006 8 16 pm 11:00 スズムシが鳴いている夜
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